オーストラリアのホームステイ経験と日本語授業アシスタント経験

*初級レベルの英会話力を向上させたい方のためのご参考に! 

新型コロナ流行直前の2019年の秋、ちょうど日本でラグビーのワールドカップが開催中の頃、当教室代表は、オーストラリアのケアンズで2週間、ECC海外留学センターの「短期日本語アシスタント教師派遣」というプログラムでホームステイと日本語授業アシスタントを経

験しました。 

いわゆる、英会話教材には滅多に出てこない内容の、本当の英会話の訓練で、当教室代表にとってはかなりのチャレンジでした! 

 

まず、オーストラリアの渡航手続き、現地での交通機関の利用、現地ホームステイ前後のホテルの宿泊・食事や買い物は通常の旅行と同じですので、それ程困ることはありませんでしたし、そのように考えていました。それこそ使う英会話は典型的な旅行英会話でしたし、少々困っても旅行者として見られますので皆さん親切でした。

 

ホームステイ
ホームステイ先はリゾート地の中にある住宅
通勤した学校
通勤した学校付近を通る列車の線路

 

  

勝負はホームステイとオーストラリア人が通学する学校での日本語授業のアシスタントでした。 

 

ホームステイでは、一般の家庭で普通に生活したので、起床、朝食、学校への出勤・帰宅、夕食、入浴、家事手伝い、洗濯などを行いました。この間、家族と夕食したりテレビを見たり、雑談したり、学校での出来事を話したり、現地のことを聞いたりしました。 

 

これらは問題無いように思えますが、家族の話す英会話が殆ど聞こえてこない音とスピードでしたし、会話中に返答に困っても黙っている時間はありませんでした。当然に聞き返して理解しようとしましたが、それ程簡単ではありませんでした。

  

これはかなりのストレスになりました。 

 

 

日本語授業(先生方はオーストラリア人)のアシスタントでは、初めて会う先生方や生徒達(日本の学校の小中学生に該当)と話し、やったことのない授業の支援をし、授業の合間には生徒の宿題のチェックとコメントを書き、教材の一部を作成し、メインの担当として授業内容を企画・実施(折り紙で鶴の折り方を説明して生徒に折ってもらう)し、また、職員室の休憩時間には英会話ができるフランス人とイタリア人の先生とも雑談し、職員室で昼食を食べるなどしました。 

 

授業は日本語担当の先生方が進めますが、先生の説明と生徒の応答は普通のスピードで英会話するため、殆ど意味が分からなかったこともありました。この場合は授業の妨げになるため、聞き返しは出来ませんでした。

 

これもかなりのストレスになりました。 

 

 

 

以上、2週間のホームステイ暮らしとその前後の1週間のホテル暮らしを含めて3週間の渡航(この間で日本語をほんの少し話したのは、お土産店の日本人店員さんと学校の用務職員の日本人の2人でした)でしたが、帰国のためにケアンズ国際空港で出国手続きが完了した時には、感動して泣きそうでした! 

 

帰国後、少しは自分の英会話力が向上したかな、と思いました。コロナのリスクが無くなれば、またチャレンジします!

 

自分の部屋
ホームステイでの自分の部屋の様子
交通標識
通勤した学校付近の交通標識